このたび 私達、日立南ロータリークラブは創立以来45年という記念すべき年を迎えることができました。これもひとえに 長年に亘る歴代会員各位のロータリー活動にかける熱い思いと列席されたご来賓の皆様方からお寄せ戴いたご厚情の賜物と、此処に厚く御礼申し上げます。
創立45周年を迎えたこの年、長年ロータリー活動の意義を理解し、クラブを支えて来られた人たちに対して、感謝の意を表すると共に、常日頃より親しくご指導戴いている方々をお招きし、共に祝っていただきたく、記念式典のご案内申し上げましたところ、大変お忙しい中ではありましたが、第2820地区佐藤 衛ガバナーの代理として 地区幹事の長谷川国雄様はじめ第一分区内各ロータリークラブ幹部の皆様ほか ハワイはワイキキロータリークラブからも遠路お祝いに駆けつけていただけました。そして地域からは、日立市長の樫村千秋様、教育長の河井章夫様、ほか多数の方々にご臨席賜り、誠に有難うございました。衷心より深く感謝申し上げます。
国際ロータリークラブがアメリカはシカゴに誕生してから102年、日本で東京にロータリークラブが誕生してから87年ですから、当クラブの創立45年は未だ壮年に位置し、正に働き盛りの年齢に当たります。我がクラブは1962年6月に日立ロータリークラブをスポンサークラブとして、29名のチャーターメンバーで発足、以来45年、歴代のガバナーおよび地区内クラブ会員の皆様方の ご指導、ご支援をいただきながら今日を迎えました。 創立当時のチャーターメンバーも 今では煙山パスト会長ひとりを残すのみとなったものの、今もなお現役として活躍されており、創立以来45年間におよぶクラブ発展の特別功労者として、このたび記念品を添え感謝状が贈られました。また過去5年間のパスト会長にも功労者として感謝状が贈呈されました。
ロータリーは100年前シカゴで産声をあげて以来「人道的な奉仕と、職業において高い職業倫理を守ることを奨励し、地域社会の発展、ひいては世界の親善と平和の確立に寄与する」ことを目指し、これまでクラブを運営、維持、発展させてきましたが、我がクラブもこのロータリー活動の基本理念に従い、創立以来45年間、地域社会のニーズに対応する形で「奉仕の理想」を求め数々の活動を展開して参りましたが、このたびは 創立45周年を迎えての記念事業として、ひとつは幕末のころ建立されたとされる,地域出身の俳人「五世白兎園宗瑞」(1754〜1819)の句碑と地域について詠んだ西行法師の道中記の句碑を、昨年竣工した常陸多賀市民プラザの敷地内に設置、地域の文化遺産として多くの地域住民に、この存在を広く知って戴き、親しんで戴くことにより後世に伝えたいとした事業、そして地域住民に広く、また 強く心に残る事業もとの想いから、今話題のニートやひきこもりの増加に心をいため、若者の自立塾「喝破道場」(高松五色台)を営む野田大燈老師の講演会を開き、500人弱の地域の人たちに聴いて頂きましたが、この二つの記念事業として日立市に贈らせて頂きました。またロータリー財団と米山記念奨学会にはそれぞれ金一封を寄贈いたしました。
第2820地区 佐藤 衛ガバナーの代理としてご参列いただいた地区幹事の長谷川国雄様、ならびに日立市長 樫村千秋様からは身に余る丁重なるご祝辞を頂戴し大変感激しております。また急遽 特別参列いただいたワイキキロータリークラブからはリビングストン会長から丁重なるメッセージと記念トロフィーが届けられ、思いがけない、素晴らしい国際交流を深めることが出来ました。
これからも引き続き、会員自ら日々職業倫理の高揚に努めながら社会的責任を果たすことで地域社会に貢献することはもとより、先ずは「be a Good Citizen」(良き市民たれ)を忘れることなく、 若者の健全育成・自立支援、環境保全等、その時代時代の地域社会のニーズに対応する形で貢献できるよう、クラブ会員一同、クラブ内外の和(輪)を広めながら、次なる50周年に向け、「奉仕の理想」を求めながら、歩み続けていきたい と念じております。
式典も無事終わり祝宴に入りましたが、身障者の福祉作業を支援するNPO法人「ふきのとう」に所属する人たちの「太鼓演奏」から始まった祝宴も 終始なごやかな雰囲気のなかで楽しく執り行われ、「手にてつないで」の合唱で創立45周年記念の祝宴を閉宴といたしました。
式典、祝宴を通じ、終始ご臨席賜りました皆様方のご協力に感謝申し上げます、と共に皆々様 のご健勝とご多幸をご祈念申し上げます。
我がロータリークラブの活動に対して更なるご理解を賜り、今後とも末永きご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。有難うございました。 |